火曜日の4時10分始まりのクラスでは、2月2日のレッスンでイラストの練習をしました。
このクラスは現在、女の子ばかりなのですが、以前、「今度は何をしたい?」ときいたところ、「イラスト描きたい!」の希望が多数でした。緊急事態宣言が再び兵庫に出て、今またきゅうくつな思いをしている子どもたちです。早速、単発で『女の子のイラストレッスン』をすることにしました。
みんなの絵を見ていて、後頭部が小さすぎると気になったので、頭部の形の取り方と、目鼻口の位置と、目の描き方の練習をしました。
きっと気に入ったのでしょう、普通は教室に置いておくスケッチブックを、この日は嬉しそうにほとんどの子が持ち帰っていました。
よかったです!(^^)
また、絵画教室では写真のようなイラスト用のセットを用意しています。
他の子よりもテーマ制作が早く出来上がって、時間が余った時などに自由に使って良いことになっています。
では、お道具の説明を少しさせていただきますね。
小学生クラスで使用しているのは、100円ショップで揃えたアルコールマーカーペンです。こちらはセリアで購入しました。
ダイソーのアルコールペンよりも色味が柔らかめで、特に肌色に関しては使えそうだったのでセリアにしたのですが、最近はダイソーも色数がかなり増えているようです。
色の名前は、英語表記のままだと子どもたちはわからないので、大きくカタカナ書きにしています。
見てください!ブルー系だけでもこんなに色数があるんです。
微妙な色の違いにこだわったり、グラデーションにしたいときに便利です。
左から、「ペールブルー」、「アクアブルー」、「スカイブルー」、「シアン」、「コバルトブルー」、「ロイヤルブルー」です。
シアンより右は濃いのですが、ロイヤルブルーは、茶系統の色ペンと重ねると、深いネイビーの色合いが表現できます。
薄いブルーも、薄ピンクなどの色との重ね塗りを試してみると良いと思います。
2本で100円は本当にお安いです!インクの消耗も気にすることなく、どんどん使えます!
けれど、やっぱりお値段なりの残念な点は主に2つあります。
1つはフタが割れやすいこと。もう1つは、ニブ(ペン先)の部分がすぐにフニャッと潰れてしまうことです。
ブロード側(写真下の黄色)はまだ強いのですが、ブラシ側(写真上のうす緑)のニブは、子どもの手加減ない筆圧には弱すぎます。新品でも一日持たないこともしばしばですから。
他に、トレース台が人気です。台の上に、「写したいイラスト」→「描く用紙」を乗せてスイッチを入れて光らせると、かなりくっきり透けて見えるので大変便利です。
あと用意しているのは、輪郭線がにじまないように専用の黒ライナーペンや、目のハイライト用のホワイトペンなどです。他、トレーシングペーパーやケント紙も使います。
こちらのような色見本シートを作っているので、色を選ぶときに参考にしてもらっています。
人を描くことがやはり一番多いので、肌色の出し方の色見本も用意しています。
色を重ねて簡単に立体的な表現ができたりします。カラーペンの混色は結構頭を使いますが、結局のところ、やってみないとわからない場合が多いです。
以上、今日はイラスト関係のお話でした。私も生徒のみんなに負けないようにイラストの練習もしていますので、機会あれば直接見てくださいね。